フォースチルドレン

「シンちゃん、おはよ!!」

「ミサトさん、おはようございます。」

「料理上手ねぇ〜。・・・ずずっ・・・このおみそ汁なんか、絶品よ〜!」

「ありがとうございます。って、朝からビールですか?」

「そっ。ん、ん、ん、ん、ん、ん、ん、ん、ん、カァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!

やぁ〜っぱ朝のビールは、おいしいわ〜〜!!」

今から仕事なのに・・・いいのかな・・・。

「あっ、そうそう。もうすぐ、フィフスチルドレンが来るそうよ。」

「フィフス?僕がサードでしょ?・・・フォースってだれですか?」

「ん?あぁ〜〜、それは、今日学校に行ったらわかるわ。」

「あの、じゃぁ、なんで一昨日フォースじゃなくて、僕を乗せたんですか?」

「だって、フォースは、昨日決定したんだもの。

あ、ちなみにフィフスも同時に決定されたのよ。どっちも男子よ。」

「二人とも、僕たちと同じ年ですか?」

「そうよ。14歳。」

「そうですか。」

「ね、時間大丈夫?もう8時よ。」

「えっ?ああっ、間に合わない!!」

「道、わかる?」

「ああっ、だ、大丈夫・・・です。・・・いってきます!!」

「いってらっしゃ〜〜い。」



「今、サードが家を出たわ。」

『了解。』



な、なんとか間に合った・・・。

「あ〜、君が、碇シンジ君かね?」

「あ、はい。」

「え〜、私が担任の日高です。」

「あ、よろしくおねがいします。」

「それじゃぁ、教室に行きましょうか。」

「あ、はい。」


日高先生・・・しゃべるの遅すぎ・・・。やっぱり歳をとるとこうなるのかな。

「碇君、君は2−Aだから。」

「はい。」


ガララッ

「はい、静かに。今日は、転校生を、紹介します。」

「あ・・・碇・・・シンジです・・・。よろしく・・・おねがい・・・します。」

「はい、じゃぁ碇君は・・・一番後ろの窓際に座って。

はい、今日のHRは、終わり。」





「おい、碇。」

HRが終わってすぐ、黒のジャージを着た色の黒い男子と、

メガネをかけて、そばかすがある男子が近づいてきた。

「あ・・・何?」

「ワイは、鈴原トウジや。よろしくな。」

「あ、よろしく。」

「ところで、サードチルドレンは、おまえやろ?」

「えっ、そうだけど。」

「ワイは、フォースなんや。」

「えっ、君が?」

「おぅ。そやさかい、そっちの方もよろしくな。」

「う、うん。」

「よっ、オレ相田ケンスケ。よろしくな。」

「うん。よろしく。」

僕にとって、ここに来て初めての友達だった。だから、すごくうれしかった。






「おい、碇。帰ろうぜ。」

「あ、鈴原と相田。うん、いいよ。」

「おいおい、オレらのことは、呼び捨てでいいぜ。」

「あ、僕のことも、呼び捨てでいいよ。」

「ところでさ、今日シンジのとこ、よっていいか?」

「いいけど。なんで?」

「シンジさ、めっちゃ美人な人と住んでないか?」

「美人・・・(ミサトさんかな?)たぶんミサトさんだと思うけど。」

「今行ったらおるか?」

「たぶん、少しまったら帰ってくるとおもうけど。」

「ほんまか?ほんなら、よらしてもらうわぁ。」

「え、いいけど。」



僕たちがマンションに着いたときに、ちょうどミサトさんが帰ってきた。

「シンちゃん、おかえり〜〜。あれ?お友達?」

「うん、そう。こっちが・・・」

「あ、どうも、鈴原トウジです!!フォースチルドレンの!!」

「あ〜〜、君だったの。よろしくねぇ〜〜。」

「あ、オレは、相田ケンスケです!!よろしくおねがいします!!」

「よろしく。私は、葛城ミサト。あらためて、よろしくねぇ〜。」

「「は、はい!!」」

な、なんか二人が怖い・・・。



「ねぇ。」

「なんや?」

「今回の目的は?」

「「ミサトさんを見る!!」」

「・・・それだけ?」

「おう。そんだけや。」

「・・・そう。」



「何話しているの?ところで、相田君に鈴原君。もう6時よ。いいの?」

「ええっ!!もうそんな時間ですか!!やばい!!

あ、じゃぁしつれいします。じゃあな、シンジ。」

「うん。さよなら。」

「ほな、ワイも帰るわ。」

「あ、うん。じゃあね。」

「また明日な。」




「シンちゃんよかったわね、友達ができて。」

「うん。」

「さ、帰ろっか。」

「あっ、そうですね。」




《第参話に続く》







−−−−−あとがき−−−−−


ども。とよです。


無事、第二話終了!!


今回苦労したのは・・・トウジの関西弁ですかね?「わかるわけないって・・・。」

とかつぶやきながらやってました。(怪しいぞ・・・。)大阪に住んでないとわ

かんないよ・・・。

次が・・・人物の心境ですね。難しいよ・・・。難しすぎるよ!!と思ってや

ってました。(怪しすぎる・・・。)

あっ、学校の授業のシーンが出ないのは、ただたんにめんどくさいだけです

(爆)


この小説、完結するかなぁ・・・。(待て!)不安になってきました。


これってあとがきと言えるかな・・・。




読んでくれて、ありがとうございました!!

これからもよろしくお願いします〜☆


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