あなたの涙はとても悲しいから。 泣かないで。 あなたにはまだ護るべきものがあるのだから。 お願いです。 私を糧に大切なものを護って下さい。 お願いです。 私の事を忘れないで下さい。 さようなら。 次遇う時は美しい花畑の中で。 あなたはとても輝いていた。 私にはそれがとても眩しかった。 あなたはとても輝いていた。 私にとって希望だった。 私はとても歪だった。 あなたはそれを許容してくれた。 私はとても歪だった。 だから真っ直ぐなあなたに感謝しよう。 ありがとう。 私は前を見て歩き出す。 彼女は運命を知っていた。 だから逆らわなかった。 彼女は運命を知っていた。 だから彼女は泣いていた。 彼女はいつも笑っていた。 それが彼女のするべき事だったから。 彼女はいつも笑っていた。 運命はそれを嘲笑う。 こんにちは。 彼女の笑みは日だまりの様。 これが何か知っている? 人を殺す道具とでも言うつもり? これが何か知っている? そもそもこれが見えてるの? 誰がやったか知っている? 『何をしたか』知ってるの? 誰がやったか知っている? 私を襲って殺そうとした人! こんばんわ。 闇夜は背中に気を付けなさい。 助けて下さい。 闇から迫る狂気から。 助けて下さい。 『死』と言う恐怖から。 あなたは精一杯戦った。 あなたの傷を私が癒す。 あなたは精一杯戦った。 そして『明日』を勝ち取った。 おはよう。 私の隣にあなたがいる、それがあるべき日常。 彼女は強かった。 私が憧れ、目標とした人物だった。 彼女は優しかった。 まるで水の様に透き通っていて、彼女は輝いていた。 彼女はとても嘆いていた。 悲劇は再び起こると。 彼女は一言こう言った。 闇を払う光の役目を私が担いましょう、と。 さぁ行こう。 彼女が導いた結末を見届ける為に。 綺麗な星空を見上げた。 光瞬く星の海に、私は夢を見た。 雲一つない蒼穹を見上げた。 果てのない青空を見るのが好きだった。 闇夜に煌めく刃を見た。 私は自らの身が紅に染まるのを知っていた。 |